[5月14日]



週末ですが前日まで雨だったので

プランニングも何もしてないのに晴れちゃったため

今日も思い付きで走るソロツーリング。

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まだ雲が多いけどしっかり晴れてる。


とりあえず野焼後の真っ黒な大地に緑が復活した

「緑」をテーマに阿蘇方面を走ってみることにします。



週末の通勤路のような感覚になってしまった

ルートでのんびりとファームロードを走りますが

前日までの雨が乾ききってなくてセミウエットな状況。



山の気温と道路が乾く気化熱効果なのか

意外と寒いので小国町の温泉の駐車場でトイレを借りました。

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温泉客の邪魔にならないように端っこに

茜ちゃんを停めましたが小さな溝みたいなところに

アヤメが咲いている。


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溝でも山水が絶えず流れてる場所なので

しっかり咲いてくれてるみたい。


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ではトイレも借りたし

すこし走って緑いっぱいの場所に行ってみましょう。


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最近「草テラス」が出来た小萩山稲荷神社の丘だけど

テラスには登山グループが休憩中だったので

邪魔にならないように草原の行き止まりで休憩。


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高原らしい湿潤な空気をいっぱい吸えて

とっても清清しい気分。

(カッコウも鳴いてるぞ)

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まだ山間部なので雲が多目だけど高気圧から雲が押し流されてるため

草原に雲の影がサーっと流れていくのをボーっと眺めてるのが幸せ。


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小さなバイクでしか来れない場所なので

茜ちゃんありがとう。

(舗装されてるので大型バイクでも可能だけど神経使うよ)

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では高原の美味しい空気で血中酸素を綺麗にしたら

下りますが周辺は田植えの真っ最中。


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コロコロとモリアオガエルのようなカエルの鳴き声がいっぱい。


小国町から

やまなみハイウェイを走りますがたしかこの近くに

T2さんが見つけてくれた響ホイホイがあるはずなんだけど・・・



この辺かな?



と、脇道とも呼べない荒れた道に入ると

もう使ってないようなグラウンドのような広場がありました。

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藪ではないけど

湿地になろうとしてるような広場の真ん中に・・・


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響ホイホイ発見。



遊覧ヘリコプターかなにかの発着場だったのか?


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ま、とりあえずH書いて丸描いたら

私が捕獲される魔方陣としての魔力は十分。


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捕獲完了!


先へ。



一応今日はタイトルにした阿蘇の仙酔峡まで行きたいと思うので

その途中にある扇田に寄ってみよう。

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やまなみハイウェイから産山に入って

明るい林道を少し走ると到着。

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何度も何度も来てる場所だけど

田植えの時期が来るとどうしても来たくなっちゃう場所なんだよね。


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大草原の中にポツンと扇状の棚田が出現する

とっても和む風景。


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今日は棚田に放牧された牛も来てて

当たりの日だ。


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ずっとここに居れる気がする。



座った横にはリンドウの花。


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踏むなって言うのが無理なくらい

いっぱい咲いていました。

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扇田の横で草を食む牛。


やる気の無い牛。

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ちょっとお歳をめしてる?


やる気のない牛×3

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わかるわー、わたしも牛だったら寝たまま動きたくねーし。



振り返ると茜ちゃんも牛のように草原の中に埋もれてる。

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今日のツーリングのテーマにピッタリな風景だ。


茜ちゃんに戻ったら

扇田の上の道をすこし走って見た。

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ダートだけどすごく見晴らしの良い道。



抜けれないので引き返しますが

数分しか経ってないのに

いままでいた牛は1頭も居なくて移動中。

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もうあんなところまで動いてる。


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やる気の無い感じだったのに

この数分で牛たちに何が起きたのだろうか?

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1頭だけ草を食べてた子は移動しててもまだ食べてる。


美味しい赤牛丼になってね。

(これが現実)

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棚田からはまたやまなみハイウェイへ。

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週末なのでバイクも多い中

今日は緑が復活した草原を見るのがメインなので

「響の草スポット」へ。


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阿蘇周辺を走ってれば草原は見放題なんだけど

ここは特に好きな場所。


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見渡す限り「草」「草」「草」


どうですか?

視力が回復しそうな気分になるでしょ?




ではそのまま阿蘇の外輪山を下って

宮地から仙酔峡へ。



週末なので仙酔峡の駐車場には駐車場整理の方が出てますが

バイクはインフォメーションセンターの前に停めれるので問題なし。

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阿蘇の溶岩の谷を流れる川を渡って

ミヤマキリシマの自生地へ。


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まぁ、毎年そうなんだけど

一斉に満開ってそうそう無いんだよね。



咲いてる樹もあればなんいも花が無い樹もあります。

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野性の躑躅なので人の都合になんか合わせてくんない(笑)



それでも咲いてるミヤマキリシマを見ると

阿蘇の初夏って感じがします。

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この自生地は遊歩道も整備されいるため

歩きやすいけど準備運動無しで丘に登るためキツイぞ。


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登山するときはここがスタートなのに

もう息が切れてる。



そんな時は虫を撮る振りして休憩。

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ハァハァ・・・


仙酔峡の丘まで上がると

頂上にはお地蔵様がいっぱい。

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それもみんな

お山の方を向いています。


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荒ぶる活火山阿蘇を鎮めるためなのかな?

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視線の先は阿蘇五岳の最高峰の高岳。

(見た目に反して右のなだらかなところが山頂)



わたしも阿蘇が大噴火して

九州が北海道くらいの大きさになるようになんて望んでないので

鎮めてくれているお地蔵様にお参り。

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ではランチ場所を探すよー。


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ミヤマキリシマの丘から下って

再び溶岩の谷。


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火山灰や礫岩などが全部水で流されて侵食されずに残った

カッチカチの溶岩の谷。



その谷を渡ると東屋があるので

そのベンチで「今日のランチはこことするっ」

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珈琲をドリップしながら

食後のデザートも。


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美味しい。


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こんな風景を見ながら

食後の珈琲を飲めるのは至福の時間でございます。


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目の前にあるミヤマキリシマを眺めながら

食後片付けをしてると消防車のサイレンとヘリコプターの

慌しい音が・・・


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救助ヘリだ。


見てると通称馬鹿尾根と呼ばれる登山道の上で

ホバリングしてるので登山客が怪我でもしたのかもしれない。

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麓には本部も設置されてる。


で、10分くら野次馬してたんだけど

どうも救助を要請した方は自力で下山できてるようで

ヘリも消防も解散しました。

(わたしも登山するので気をつけようっと)

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他の観光客も野次馬してて

解散と同時にみんな車に戻ったため

野次馬渋滞にはまらないように急いでヘルメットを被って下山。


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仙酔峡からは遅いランチだったため

もう遠くへはいけないので帰る方向にある押戸石に

久しぶりに行ってみようと思います。


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R212からマゼノミステリーロードに入って

押戸石へ至るガタガタ道。


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このガタガタ道と細い林道のお陰で観光客がフィルターにかけられた様に

本当に行きたい人しか来ないのが良い。


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駐車場で管理費の200円を支払って

押戸石の丘へ。


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かなり陽も傾いた時間だけど

それでもどこまでも続くような緑の大地が綺麗。

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うねるような阿蘇の外輪山の大地の先に

根子岳。



で、この景色が見れる押戸石なんだけど

草原の丘に巨石が並ぶミステリアスなパワースポットなのでございます。

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岩だらけの丘の上からは

同じような丘が見れないのが不思議。


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くじゅう連山方面も樹海のように見えます。


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これは押戸石のシンボルですが

方位磁石を近付けたら針が動いたり

古代文字のシュメール文字が刻まれた岩などがあるミステリースポット。

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なので身体も自然と浮いちゃう(笑)

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ここで瞑想すれば

宇宙との交信も出来そうな気分になれる場所。


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ではのんびりしてる間に

西日もすこし色付き始めたようなので戻りましょう。


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とは言っても夏至に近い時期でもあるため

日没までは時間があるので最後に鍋釜滝に寄って帰りました。


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前日が雨だったので

水量が増えていい感じになってると思うんだよ。




誰もいない滝の駐車場に茜ちゃんを停めて

遊歩道へ。

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崖に張り付くように設置された

階段を下ってると滝の音が谷に響いてる。


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位置的に直爆の下城滝の上でその上にまた滝がある場所。


思ったとおりいつもより水量が多いみたい。




ちょっとジメジメした遊歩道をさらに進むと

見たかった鍋釜滝だよ。

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う~ん、やっぱり美しい。


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複雑な地形で滝筋が何本もあって

すごく幽玄な滝でございます。

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見た目以上に恐ろしい高さを渡るつり橋を渡って

滝の上から見学。


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岩を割るように落ちる滝なのでした。



んじゃ崖の階段を登って戻りましょう。

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帰りは気温も下がると思うので

ここでインナージャケットを着てR212で帰路へ。

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週末なので国道は車も多くなるため

途中からファームロードへ。


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初めて通る道だったけど

意外といい抜け道を見つけた。


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日田を抜ける頃に日没を迎えて

まだ明るい時間に峠を越せる事ができました。


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家の手前で給油をしてガレージに戻って今日のツーリングはおしまい。



燃費もぞろ目で財布に優しいツーリングで

緑をいっぱい見たしいい夢見れそうな1日でした。



では本日のご乗車ありがとうございました

またの乗車を心よりお待ち申し上げます。



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