暑くなって朝しかバイクに乗れない時期になると
定番になるのが我が町の平尾台。
近くに阿蘇や信州の高い山があるなら猛暑が続く時期でも
行き先に悩まないと思うけどわたしの街で唯一涼しい場所と言えば
平尾台一択になっちゃう。
市内なので早朝に出なくてもいいためのんびりなスタートでしたが
まだ涼しい峠を越えて下ってると
強烈な朝日を浴びました。
今日も暑くなりそうな日差し。
朝もやがそのまま湿度に変わりそうな予感もするよ。
眩しくてヘルメットのインナーシールドを下げて
さらに極限までの薄目で走って平尾台に到着。
下の国道より
やっぱり4度くらい気温が下がりました。

日本三大カルスト台地と呼ばれてる平尾台ですが
トレッキングだといろんなコースがあっても
バイクで走れる道はそれほどないため一般車両が行ける
行き止まりがゴール。

茜ちゃんを木陰に停めて歩いてみると
ちょうど合歓の木が満開。

石灰岩の崖を背景に
合歓の花のピンクが綺麗でした。
草原の中にはオカトラノオ。

木々が少ないためセミはいないと思ったら
草に止まってた。

ニイニイゼミかな。
その下にはちょっと甘酸っぱい奴。

売ってる苺と違って品種改良とかないめ
味は昔のまんま。
7月らしくネジバナも咲いています。

通年だとこれが咲くとそろそろ梅雨明けかな~なんて
感じてのだけど今年は最短で明けちゃったもんね。
(結局その後はずっと梅雨空でしたが)
すこし散策したら
東屋のある小さな丘に上がりますが
なんと雲海が出てるじゃないか。

前に平尾台で雲海を見たのはブログを書き始めたくらいなので
15年ぶりくらいかもしんない。

やっぱり早起きは得だね。
ではこんな絶景を眺めながら
今日の朝食はココとする。

湯沸しは暑いので冷たい缶コーヒーと
いつものタマゴサンド。

クリームパンも買っておいたので
それも美味しく頂いてご馳走様。
では、ちょっと移動しましょう。

千仏鍾乳洞側へ走ったところにある
草原の中の道。

まだ涼しいうちに
かるくトレッキング。

草原の道に立つ
一本の木の下で茜ちゃんに待ってもらいながら
堂金山に登ってみました。
涼しいうちにって言った
1分後には汗がふきだします。

でもカルスト台地の緑は今が一番綺麗。
山頂はどこ?って
感じの丘で平尾台はおしまい。

雲海を眺めながら下山しま~す。

ちなみに朝食の場所でスマホでも撮ってみたけど
一眼レフには及ばないものの高級コンデジと同レベルな感じで
撮れてる気がします。
超広角の16mmと広角の24mmのレンズに合わせて
70mmから105mmまで光学ズームが出来るレンズが
内臓されてるため軽いお出かけならカメラを持って出なくてよくなりました。
(しかもレンズを3本持って出てるのと一緒だし)
これから先に新機種になるたびに高画質になっていったら
レンズを何本も持ち歩く一眼レフの出番はさらに減って行くかもね。
ちょっとカメラのお話しになっちゃいましたが
草原から出たら広い道路をぐる~っと1周。
麓まで下ったらやっぱりもう暑くなってる。

走ってる間は涼しい田んぼ道も停まると
ム~ンと高湿度で不快な暑さを感じるよ。

朝だけ走る予定だったためもう帰路についてるのですが
いつも近所なので何時でも寄れると思っていた
大きな杉の木に寄ってみましょう。

國守神社の大杉で
県道からは見えていたのだけど路地が細くてチビッ子バイクじゃないと
無理だったためやっと寄るタイミングが合いました。

境内の端には鬼瓦。

何故かこの周辺の集落は山陰方面でよくみる
石州瓦の家が多くてこれもたぶん石州瓦で出来た鬼瓦だとおもいます。
大杉の方は保存木の表示は立ってるものの
スリーサイズも年齢も書いてないため詳細は不明。

なのでわたしが木に触って聞いてみると
ウンウン・・・
樹齢は600年で
樹高は25mくらいだって。
幹周りは恥ずかしいから言わないって言ってるよ。
内緒らしいのでわたしと比べてください。

山奥でもなんでもない場所にある木としては
かなり頑張って大きくなった杉だと思います。
そんな寄り道をしたら本当に汗が止まんなくなりそうなので
あとは寄り道なしで帰りました。
燃料タンク内に結露を出したくないため給油はしたけど
距離も走ってなくて汚れてないので
そのままガレージに入れて今日のツーリングはおしまい。
しば~らくこんな朝だけ走る
ツーリングが続くと思うけどまたのご乗車をお待ちしま~す。
◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆
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