9月に入って涼しくなったのは良いけど
イマイチ天気に恵まれずあげくには台風まで来ちゃって
やっとまともにツーリングが出来そうな日でございます。
台風11号が去った翌日は久々に見る
台風一過の青空。
今日は天気も良さそうなので
定番だけど角島方面を走って
気になっている観音様へ行ってみるため高速を走って
めかりパーキングでトイレ休憩。

しばらく本州側へ行くツーリング企画などを挙げてないため
ここに寄るの2年ぶりくらいかも。
(集合場所にしてました)

前はパーキングの施設が全面工事中で
トイレか自販機くらいしか寄るメリットがなかったけど
ちゃんと建物が完成していてこんな展望デッキも出来てたよ。
関門海峡と行きかう船が一望できます。

海峡を航行する「さんふらわあ」のフェリー。
船の航跡を辿ると下関の彦島から曲がって海峡へ入ってきているので
もしかしたら2月前に見た建造中だった新造船の「くれない」かもしんない。
↓ これ

日本初のLNG燃料のフェリーで
2023年の前半から大阪~別府間の就航開始予定って事で
試運転中なのかも。

地元に阪九フェリーなどがあるため
なかなか別府から乗る事はないけどなにか縁を感じるので
いつか乗ってみたいな。

関門大橋の下を通過する船を見送ったら
わたしもその関門大橋を渡って本州へ。
恐ろしいので真ん中の車線。
(道路の継ぎ目から海面がチラチラ見えるためずっと遠くを見つめて走る)←車からは見えねーだろうな
小月ICで高速を降りて一般道を走りますが
今日は平日ってこともあって長閑な風景ながら朝の通勤ラッシュ中。
こんな道で前に車が10台も居れば
立派なラッシュと言えるでしょう。
途中から広域農道に入って
みのりの丘。

向日葵も終わってしまってるものの
まだ夏っぽい眺め。

通過する予定でしたが
パーキングで飲んだ珈琲が出たがってるため
トイレ休憩。
それにしても空と草のグリーンがめっちゃ綺麗。

サイロっぽい建物が可愛いくて
本物なのかなんちゃってサイロなのかは触ってみてたけど
わかんない。
それとこの広い場所の端っこには
「どこにでもドア」

ホームセンターで売ってんの?ってくらい
各地に増殖中のドアだよ。
まぁ、わたしが遭遇するドアは
本物で次に行く予定の場所を思い浮かべながら
ドアを開けると行けちゃうのよ。

では角島へ向けてGO

朝露でブーツを濡らしながら美味しい空気をいっぱい吸って
日本海側を目指す。
稲穂の色も今が一番綺麗だね。
しばらく内陸部を走って
難読地名の特牛(こっとい)に入ると
壁アートに到着。

イカが美味しい場所でもあるしね。
特牛からちょっと走ると
誰もが知る角島大橋だよ。

週末だとたぶん目的地にしてない場所で
今日は平日って事で静かな角島大橋に寄ってみました。

このリゾート周辺だけ
日本海って感じじゃないのが面白い。

わたしが角島大橋を眺めるのに
一番好きな場所。
(2番目は赤田海岸)←海水浴施設の撤去中で入れませんでした。

やっぱりステキな眺め。
島には渡りませんがその代わりに
定番撮影スポットにも寄ってみよう。

真正面アングルの場所は道路に
大きく停車禁止のマークが入ってしまったため
すこしズレてる。
(これも有名になってしまった撮影スポットだから仕方ない)

台風通過後で濁りが強くて
ベストな状態じゃないけどやっぱりここの海は綺麗だ。
ちょっと角度も変えて・・・

ここは橋の風景を見るというより
橋の最高地点のウネリ感を楽しめる場所。

いいねじれ具合でしょ?
角島を眺めたら
R191から向津具半島の川尻岬方面へ
外海は台風の影響によるウネリが入ってる中で
油谷湾はとっても静か。
田んぼと海のコントラストのなんと
美しい事か。

ずっと眺めていられる風景だよ。
さらに半島を進んで
油谷島へ入るくびれの道に来ると
台風の波で漂着物が道路まで上がっちゃってた。
ウニとか踏んでパンクしませんように。
その油谷島の外周路の海が綺麗な場所。

しかし、綺麗なはずだったのだけど
ここの濁りが一番酷かったよ。

それでもこんな海岸に道があると
ツーリングしてるーって気分が盛り上がる場所。
すこし荒れた海岸からは
半島を東に移動して今日のメインの目的地へ向かいます。
その途中の海がまた格別に綺麗だったよ。

風の向きの違いなのか
ここはコバルトブルーの海のまま。
展望台でもなんでもない
木々が切れた場所からの眺めだけど
遠くの集落の赤い石州瓦が地中海の赤い屋根の風景にも見えてくるぞ。

日本って美しい。
因みにわたしがイメージしたのは
ギリシャのイドラ島。

ほら、目を細くして見てみてみー。
(突き出た岬の山の形がまんま同じだし)
イタリアのアマルフィに似てる場所は和歌山の雑賀崎や熱海に取られてるので
ここはまだどこも名を挙げられていない「日本のイドラ島」と呼ぼう。
日本のイドラ島からこのまま島の中腹の道を進み
海岸に下る道へ入ると前方に立石観音の岩が見えてきます。
ニョキって出てる岩の横の岩山が目的地。
しかし満潮のなのか油断してると堤防を越えた波飛沫を
頭から被る箇所が数ヶ所あるのでタイミングよく通過しましょう。

何度か来てる「立石観音」

しかし眺めた事はあっても
実際に観音様のところまで登った事がないので
今日は登ってみたくてやってきたわけでございます。

まずは漁港の邪魔にならない場所に
銀ガメ号さんを停めさせてもらいます。

野良猫が縄張りにしてそうな端っこに停めるけど
なんか好きな雰囲気だな。
バイクを停めたらまずは堤防から立石観音。

よく見たら大岩に穴が開いてた。

いつもニョキって立ってる方の岩しか見てなかったので
新発見だよ。
眺めてる堤防からの海は台風のウネリで荒れ気味。

濁ってるけど海の色からして
澄んでるとここもコバルトブルーで綺麗だっただろうね。
んじゃ、観音様に参拝するよ。

めざすは岩のテッペン。

低いけど階段が手すり無しじゃ
恐すぎて上れないくらい急なのよ。
(右上に向かって上がって左に曲がった先の階段が特にこえー)
手すりをしっかり持って
三点保持で登っていくと頂上が見えてきた。

頂上には小さな祠があり
何故か猿がいる。
笑ってて可愛い。
振り返ると静かな立石の漁港。

下から見てた通り木が茂っていて展望はあまりないけど
しっかり観音様に参拝します。

では下りますが
下りがめっちゃ怖い。
階段が急すぎて幅がこんくらしかねーんだよ。
足の半分(汗)
踏み外したらそのまま日本海に飛び込んじゃいそうだし。

藻屑にならないように
慎重に下って参拝完了。
これで今日のツーリングの目的は果たしたのだけど
立石観音のすぐ隣に元乃隅神社があるので寄ってみた。

先月家族ドライブで寄ったばかりだけど
その時はずっとマゴを抱っこしててちゃんと観光してなかったのよ。

昔はバイクなら停め放題な場所だったけど
しっかり駐車料金100円を支払って鳥居のトンネルへ。

あ、わたしくしこの鳥居がメインじゃなくて
マゴを抱っこしてたためあまり崖っぷちを見れてないので
今日はしっかり端っこまで行ってみました。

これまで台風の影響で綺麗だったはずの海が
濁ってたりとマイナス面ばかりでしたが今日は
そのウネリのおかげで龍宮の潮吹きも吹き上がっていました。

端っこ最高!
でも下ったので登らねば・・・(汗)

バイクまで戻って水分補給したら
海岸から離れて内陸部を目指します。
長門市からk28。
大正洞の前を通過してカルストロード。
秋吉台の風景を楽しむ前に
とりあえず「1日1カッパ」のお店でランチだよ。
秋芳洞の入口のお店で
カッパうどんを食べます。

判りにくいけど卵がクチバシで胡瓜が目でヤマイモ部分が
頭のお皿になるらしい(笑)
味はいたって普通。
(それ以上でもなければそれ以下でもない)
後は気持ちのいいカルストロード往復の旅。
よく行く同じ日本三大カルストの平尾台の
数倍の規模らしく距離がある分だけ走った気分になれます。
(眺めるだけなら平尾台の方が綺麗)←個人の感想です

ススキの穂が出た大草原に
ポツポツと石灰岩が見える風景。

気持ちがいいので
ジドリも忘れずに。

一通り走って気がすんだら
展望台のカフェで1日1ソフト。
コーンがビター味で大人のソフトクリーム。
午後のスイーツを楽しんだら
カルストを下って最後にもう1ヶ所寄りたい場所が。
入る道が入っていいの?ってくらい細くて
一度通過してしまったけど戻って入っていくとありました。

青い池(水神池)
たぶん地下鍾乳洞から湧き出てる水だと思うけど
とつぜん農家の横に出現するので神秘的。

魚が見えないのも
地下を通った水で酸素が少ないからかも。

綺麗な水で気分も浄化されたところで
美祢インターから高速で帰還。
帰る間はずっと雲ちゃっていましたが
夕方は綺麗な夕焼けが見れました。

昼間はまだ暑かったけど
秋だね~。

台風が夏を持ち去ったかのように
ちょっと肌寒いくらいの風が吹いてる。

と、言うことで
今日のツーリングはおしまい。

潮風に当たったので細部までしっかり拭いてあげて
ガレージの中に銀ガメ号さんを入れて完了。
今日は台風一過の綺麗な青空の中を
ご乗車いただきありがとうございます。
またのご乗車をお待ち申し上げます。
◆◇◆ Minirist Hibiki ◆◇◆
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