今日も夏の定番ツーリング
「朝活」です。
(朝駆けとも言うけどわたしは駆け抜けないので使わない言葉)
早朝に家を出て昼前に
帰宅する夏限定のプランですが
今回は何時もよりちょっとだけ早い出発。
九州最後のパーキングのめかりPAはまだ真っ暗だし。
人っこひとりいない
九州の端っこの展望所。
東の空が明るくなってくると
門司港レトロのビルに朝焼けが反射し始めた。
ビルの上層階は朝焼けで光っているけど
それより下はまだ夜景の風景。
早起きしないと見れない夜と朝の
狭間の街。
今日の朝活ーリングの行先はツーリングの定番スポットの角島から
ちょっと足を延ばして向津具半島のビーチまで行ったら
秋吉台経由で昼前に帰る予定で走っています。
本州に入って2個目の小月ICで高速を降りて
広域農道を鹿の飛び出しにビビりながら走って
みのりの丘で休憩。
小さな蓮池があって
早朝なので綺麗に咲いている。
朝が早すぎてトンボ系はまだ飛んでなかったので
直ぐにスタート。
特牛を目指して
海岸線に出たらすぐに角島。
角島大橋を渡りますが
な~んにも走っとらん。
気持ち良すぎるやろ。
角島に渡ったら
朝陽と角島燈台。
角島燈台の見える
島の先端で銀ガメ号さんのエンジンを停めます。
ヘルメットを脱ぐと森じゃないのに
いっぱいのセミの声と潮騒の音。

最近、銀ガメ号に乗る時って
山陰方面の海ばかりだな。

磯の香に交じって
浜木綿の甘い香りがする。
振り返ると美しい角島燈台。

ツーリングではあまり目的地にしなくなった灯台だけど
朝活の目的地にするにはちょうど良い距離感にある灯台なんだよ。

R・Hブラントンさんが作った石積みの灯台を
眺めたら銀ガメ号さんに戻ります。
その手前に前から気になっていたオブジェ。

現代アート的なやつだとは思うけど
何を表しているのか不明。
だた写ってないけど
蜘蛛の巣のマンションになっとるよ。

再び銀ガメ号さんのエンジンを掛けたら
島から出まーす。
ただいまの時間 6:00
やっぱり誰も走っていない角島大橋を貸し切りで走る。
せっかく綺麗な夏らしい空の色になってきたので
定番のビュースポットへ。

週末なので海水浴客の車で
いっぱいになるはずの角島大橋だけど
この時間は静か。

本当になんにも走っていないので
観光ポスターみたいな眺めをいっぱい眺められたよ。

早起きは三文以上お得。
定番中の定番の角島からは
そのまま海岸線へ。
普段なら海岸線ではなくみのりロード(広域農道)を
選んで走るのだけどこんなに車が居ないのなら
こっちの方が楽しい。
なんにも車に遭遇しないまま
向津具(むかつく)半島へ。
ちょっと高台へ上がった所から
望む油谷湾。

好きなので何度となく撮っている風景。
半島のクネクネ道をしばらく走ると
目的地の大浜海水浴場に到着。

夏の海水浴場にカメラを持って入るなんて
ちょっと気が引ける場合があるけど
ここはちゃんと管理者が居て9時からしか泳げないため
浜には誰も居ないのよ。
(その代わりに水着のオネーサンも居ません)

夏の日差しが強すぎて
雲がひとつも無いためレンズの色ムラが目立つ。

その色ムラを差し引いても
今迄見て来た綺麗な海に引けを取らない美しい海が目の前に。
しかもこの海岸って
沖縄の海で見る琉球珊瑚の岩みたいな岩があるんだよ。

もちろん珊瑚ではないけど
岩の浸食のされ具合と言いそれを囲む海の色からして
沖縄感が半端ない。
真冬は吹雪く場所に豹変するとは想像しにくいほど
常夏な海になってるよ。

ヒビッキーも甲羅干し。
わたしも記念ジドリ。
これじゃ、岩だけを見に来たみたいに
なっちゃってるけどちゃんと海も見るよ。
ほらー。
ウミガメがそこらじゅうで産卵してるんじゃないかと思ってしまう
海でしょう?
岩を挟んだ隣の
第二駐車場からの海も綺麗なところでした。

んじゃ、暑くなるので
折り返すよーーー。
舟屋のように岸にびっしりと家が並ぶ
掛淵川沿いから半島を出たら久しぶりのテッカテカの地球。

南太平洋のど真ん中。
湯本温泉からR316を走って県道に入ったら
涼しい場所に到着。

ここも夏の定番スポットの別府弁天池。
朝活なのでマイナースポットじゃなく
走りたいルートと涼める場所を重視したプランになっております。

広大なカルスト地形に浸みこんだ雨水が
濾過されて湧き出る神秘な池。

飲料水にもなっているため
池の流れ出しの場所でヒビッキーに
涼んでもらいました。
河童なので水中も得意。
ブクブク 〇〇〇〇〇
(ヒビッキー目線カメラ)
魚が遠い・・・
底にはウイローモスみたいな
水草。
透明度が高くて明るいため
普通の地面みたいだ。
次は水中に入れない響目線カメラ ↓

水面に広がる波紋もアート。
その水面に魚。

カワムツかな?
そして弁天池に1匹だけいる
レインボー(虹鱒)

塩焼きにされず
ずっとこの池にいます。
では10秒ほどですが
動画で涼しい気分になってください ↓
わたしも河童になって
湧水の川に浸かりたい。

マイナスイオンを浴びたら
帰路のルート上にある秋吉台を通って帰りましょう。
景清洞と大正洞の前を通って
標高を上げると大草原の始まり。
ここも人気の観光道路だけど
車がほとんどいねー。
同じように早起きして来た
バイクとは数台すれ違いました。

秋吉台のカルストロードの草原。

夏しか見れない
くっきりとした緑の大草原。
阿蘇とはまた違う
魅力あふれる風景の中を走れるって幸せ。

気持ちいいので走行ジドリも。
カメラを回収して
夏の空とどこまでも続いていそうな草原のパワーを吸収。

では、ここから美祢ICから高速に乗って
一気に帰りまーす。
下関Jctくらいから急に気温が上がって
風を浴び続けていないとやばい気温になって来たけど
予定より15分長く遊んでしいましたが11時に帰宅完了。
暑さを避けるならもっと早い帰宅がいいのだけど
ちょっと遠出したい気分だったため欲望を満たしたツーリングになりました。
それと梅雨の間から入れっぱなしだった
銀ガメ号のタンクの中のガソリンをなるべく多く入れ替えたかったため
無給油で走り切ってみた。

夏のツーリングあるあるだけど
給油をした直後のタンクって足で挟むとひんやりして
気持ちいいんだよね。
では、夜明けの暗い時間から
ご乗車ありがとうございました。
次回も朝活になると思いますがご乗車お待ち申し上げます。
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