[8月中旬]
今日も夜明け前から走っています。
涼しい早朝から走って
小国方面まで行って昼前に帰って来る予定ですが
真っ暗なままで峠を越えるのは野生動物の飛び出しもあって危険が多いため
峠の手前のコンビニで三日月を見ながら朝食タイム。
食後のホットコーヒーを飲み干す頃には
道がヘッドライトが無くてもうっすら見えるようになったので
ツーリング再開。
峠を2つ無事に越えて
日田からファームロードに入る予定でしたが
朝食の時にコーヒーを飲んだため
トイレがしたくなって日田のセブンにピットイン。
(途中の峠でカブト虫探したけど不発)
コンビニですっきりして茜ちゃんに戻ってヘルメットを被って
グローブをはめていると2台の見慣れたバイクが手を振りながら通過。

こうさんともっちっこさんに追いつかれてしまった。
こうさん達が今日、朝活するのは知っていたけど
わたしはそれより早く家を出て昼に帰る予定だったため
別行動だったんだよ。
追いつかれちゃったのも縁って事で一緒に走る事にして
インカムをペアリングしたら亀石峠。

雲海、出とる。
しかもモクモクの雲海が。

この広域農道の峠からは
阿蘇で雲海が見れなくてもここでは見れるくらい
雲海率が高い場所なんだけど
今日は今までで一番濃い雲海でした。
しかしここまでモクモクだとこの先は
そのモクモクの中なんだよね。
やっぱり先から霧の中でした。
やっと通れるようになったマゼノミステリーロードから
ミルクロードを目指すと霧から抜けた。
阿蘇のカルデラを埋めつくす雲海は果たして
見れるのか?
一番最初にある展望所に入ると・・・

出てねーーーーー。
しかし、

阿蘇のカルデラに流れ込む滝雲が出てた。

雲海じゃなくてもこれを見ながら
深呼吸できるのは至福の時間だ。

こうさんともちっこさんは
ここで朝食を食べてます。
今後の予定は結局わたしのツーリングプランは帰り道に行くことして
前半は全部こうさんプランに乗っかります。
とは言っても何時もの癖で
わたしが先導してますけど。
行先は産山のヒゴタイ公園なんだけど
涼しいためトイレが近くて途中にある
池山水源に寄り道。
ついでに朝が早くて観光客が誰も居ないので
観光しちゃう。
久し振りに来たけど
足湯じゃなく冷たい清水に足を入れて涼めるところがありました。
とにかく水が半端なく綺麗。
湧水なので飲めそうだよ。
そしてトイレがしたくて寄っただけなのに
時間が良かったのか陽が森に差し込む良い時間に
来たかもしんない。

湧水池と外気の気温差で
靄が上がってる中に朝陽が差し込んでいて
森の中が全部幻想的になってるじゃないですか。

異世界だとセクシーなエルフに
出会えるような雰囲気だ。

やっぱり早起きは何かとお得だな。

湧き出る湧水のせせらぎの音と
差し込む光を浴びてうっとりとする3人。

コンコンと湧き出る湧水池の中で屈折する光の筋。
斧を落としてないけど女神が出る時は
こんな感じか?
う~ん、九州の自然って素晴らしい。

寄る予定には無かったものの
こんな一期一会の景色を見せてくれてありがとう。
感謝を込めて森の一角で集合。

真っ暗な時間から遊ぶ遊び人たち。
池山水源からはヒゴタイ公園まではすぐ。
草原を抜けてヒゴタイ公園に向かっていると
道に牛が。

牛も何時もの牧場に飽きたのか
散歩中だったみたい。
ヒゴタイ公園はまだ車が数台しか停まっていないため
バイクを日陰に停めたら園内へ。

ヒゴタイ公園なので園内には当たり前のようにヒゴタイが咲いています。

今年もこの可愛いツンツン坊主に会えました。
他にはオミナエシなど夏の野草に交じって
オニユリも満開。

で、ヒゴタイが見たかったのもあるのですが
実はブルービー探しがメイン。
園のゲートには「本日のブルービーは2匹確認」と
書かれていましたがこの広さで蜜蜂くらいの大きさの虫を2匹だけって
難易度高すぎだし。
やっぱり見つけれませんでしたが
綺麗なツマグロヒョウモンチョウ。

雌 ↑と雄 ↓

ココじゃなくても見れる蝶だけど
可愛いヒゴタイに来てるのでいつもより綺麗に見える。
ヒゴタイ公園からは響プラン。

産山から小国方面へ先導いたします。
真夏の美しい緑の草原を抜けて
瀬の本高原。

小国町からは通った事のない道へ。
行きたい道の入り口にパイロンが立っていたため
仕方なくそのまま進んでみると
とっても見晴らしの良いところに出たぞ。

深い谷をさらに上から見れる道でした。
ちょっと走ると上から見えていた
グリーンロードの橋。

バイクを停めて橋の下を覗くと
たっかーー。

100m以上あるんじゃない?
お尻がムズムズするし。

で、行きたかった場所は
この橋の真下にあるのでした。

響プランなので今日も「隧道が好きだ」のスポットの
向鶴隧道。
2連の隧道で中間には小さな滝もあるんだよ。

川沿いにある隧道で
上流側からアプローチしようとしたら
道がダメらしくさっきの橋を見下ろす道を走って
下流からアプローチしなおして来ました。

道がそれほど荒れていないのは
民家があるのかな?

穴ポコを楽しんだ3人は
まだ午前中って事で曽田池に行ってみたけど
水がねーよ。

グーグルマップから池の名前の表記が消えていたので
ちょっと嫌な予感がしたけど
工事車両が入って水が抜かれてるじゃないか。

秘境の湖みたいですごく好きだったのに。
水のある頃の様子 ↓

時は流れて2018年のツーリングの一コマで
季節は5月の写真だけど真夏より緑が綺麗。
たぶん季節と言うより野焼きされた年だったため
緑が最高に綺麗なのかも。
それにしてもブルービー号懐かしい。
曽田池からは
さらに走った事のないマイナーな道を走って到着。

玉来神社(たまらいじんじゃ)
小さな集落の一角にある神社で
境内は大きな杉の木があって雰囲気良いぞ。

狛犬もかっこかわいい。

迫力があるように見えて
可愛さの方が勝っちゃう狛犬君でした。

本殿は村の鎮守様って感じで
ちょっと素朴さが引き立つ神社でした。

で、わたしがこの神社に来たのは大きな杉の巨木があるからなんだけど
こんなに斜めになってたの?

建物を押し倒してるんですけど。
わたしが界王拳を使っても動かない。

建物の崩壊を避けて樹を切っちゃうこともあるけど
この神社の大杉と建物は
支えあってるように見える。

天高く伸びる巨木も良いけど
まっすぐ伸びるだけが人生じゃない。
樹の一生もそれぞれあっていい。

この角度で立つ事がどんなにつらいか
身をもって確認したらファームロードを横切って
天ケ瀬温泉まで走って桜滝が本日のツーリングのラストスポットです。

水量もあって霧のように舞い上がる飛沫が涼しい。

やっぱり暑い夏は水辺が最高だね。

それなりに観光客が来る中で
隙を狙って集合。

座りバージョンと
イデヨシェンロンポーズバージョン。

あー、すっきり。
で、ツーリングの方は朝活の予定がもうお昼。
プランもすべて消化して後は帰るだけだけど
昼までに帰るというプランはもう絶望的なため
桜滝の遊歩道の中に出来ていたお店でランチにしまーす。
「桜滝KITCHEN」
頂くのはロースビーフ丼。
ローストビーフらしいやや硬めのお肉でしたが
お腹空いてたので美味しくご馳走様。
すっかりお昼を回って
ドライヤーの風を浴びるような真夏の洗礼を避け
山国町を抜けて英彦山を越える避暑ルートで帰ります。
景勝地の多い耶馬渓もすでに暑くて
ノンストップで通過。
英彦山を越える時だけ涼しかったけど
山を下るともう信号で停まると意識も飛んじゃうくらい
不快な暑さが体を包み込む。
朝活から逃げ遅れるとこうなるのは解ってるけど
阿蘇方面へ行くと涼しいので遊び過ぎちゃうんだよね。
道なりにこうさんともちっこさんと別れて
今日のツーリングはおしまい。

朝活ツーリングなのに
途中給油をするくらい遊び過ぎてしまいましたが
「走ったー」と口から出るくらいバイクに乗れて楽しかったな。
では、まだ残暑が続きますが
次回のご乗車もお待ち申しあげます。
◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆
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