さぁ、走ろうか。
夜明け前ですが朝活じゃなくて
まるっと1日遊んじゃうツーリングだよ。
相棒は茜ちゃん。
と、言いますか
まだ銀ガメ号さんは大阪にいらっしゃるので
茜ちゃんしかいないけど。
6:30に香春のRにご近所さんたちに集合を掛けたため
そこへ向かっているわけですが
夜明け前の朝焼けの雲が綺麗だ。
良い天気になりそう。
香春のRのコンビニで朝食を食べてると
みんな揃ったのでツーリングしゅっぱーーつ。
何時ものメンバーを引き連れて
今日の行先はアチコチ寄り道しながら大分県の
竹田方面へ行ってみるつもり。
メッシュジャケットだけだと朝は寒いため
インナージャケットとアウターのウインドブレーカーを着て
ファームロード。
数日前まで朝でも蒸しムシするような
夏を引きずったような気候だったのに空気が一気に秋に入れ替わったようで
空が澄んでて気持ちがいいため急遽、草原テラスへ。
草原の行き止りまで行くと
ヒャーーーー。
雲海無いけど遠くに阿蘇五岳が見えて最高の眺め。
行き止りからは
山全部が牧場の風景が。
行き止りでUターンしたら
草テラスの下のスペースにバイクを停めましょう。
テラスへ上がると
知らない間にこんな椅子みたいなのが増えとる。
ベッドか?
まぁ、なんでも良いやと思えるくらい
気持ちいい眺め。
テラスから振り返ると
青空バックの草原。
秋の草花に切り替わろうとしている草原へ上がると
さらに眺めが良くなります。
思い付きで寄ってみたけど
来てよかったな。
香春のRで集合写真を撮り忘れちゃったため
ここで集合したら先へ。
草原を下ってると
羊の群れがいました。
登る時にヤギと思ってスルーしてたけど
インカムで会話してると羊だって言うので停まって見たら
羊やった。
羽毛用なのかジンギスカン用なのか?
羊の群れからは三愛レストハウスでトイレ休憩したら
やまなみハイウエイ。
今年は初めての秋晴れと言っても良い日のため
バイクや観光の車が多いけど
タイミングが良かったのかほぼ貸し切りで走れた。
何度も何度も走ってる道だけど
走り飽きない道だ。
トイレ休憩をした三愛レストハウスで
アウターも脱いでメッシュジャケットで
秋の空気を全身で浴びています。
寄り道が多いわたしのツーリングですが
ここでは停まらず走りっぱなし。
阿蘇の外輪山の端っこまで走ったら
わたししか選ばないようなほっそい道で停車しまーす。
小さなバイクじゃないと走れない
穴場的な道でございます。
(実際に道には穴がいっぱい空いています)←アスファルトがハゲハゲなの
まだ夏のままの緑の草原と
秋のススキの風景が入り混じる草原の一本道。
素敵な小路から抜けて波野方面へ。
波野からR57に出て彼岸花を見るために
七ツ森古墳群へ来てみたら・・・
咲いているのは周辺の田畑の畔だけで
群生して咲いているはずの古墳群の中には
数輪しか咲いてないよ。
いままでこんな事なかったくらい
異常な年を引き当ててしまったらしい。
そんなニュースになるようなレアな年に行けたとポジティブに捉えて
さっさと違う場所へ移動。
走った事のない
マイナーな道を進んでこんな場所へ来てみたよ。
古川洞穴遺跡。
蛇が出そうな道をすこし入ると
こんな岩がせり出した場所に出ました。
遺跡のはずだけど
なんだか石仏がならぶ信仰の場みたいな感じ。
岩の洞窟の入口には
イケイケな布袋様。
この指とーまれ。
ツーリングでここに来る人なんて居ないと思えるような
超マイナースポットでしたが
なかなか凄い地形の場所でした。
しかしこの古川洞穴遺跡を出てから発見した
隧道がもっと凄かった。
遺跡を出て少し走ったところで
森の中に荒れた道があってその奥を見ると
隧道っぽいのを見つけたので急遽寄ってみたらこれだったよ。
廃道になってるらしく
隧道の中は染み出た山水と泥でグチョグチョ。
徒歩で反対側へ行くと
まるで洞窟のような坑口じゃないか。
こんな発見があるから
「隧道が好きだ」は止めれられない。
発見は嬉しいけど電気もなんにもなく心細くなりそうな場所なので
みんなと来てて良かった。

隧道が好きだなんて言ってるくらいだから
爆光ライトは常備。
こうしてみると軽自動車がギリギリ通れそうな大きさに見えるけど
人が立つとでっかい。
なんか神秘感漂う
凄い隧道探検でした。
名前わかんないので
地名の古川隧道とでも呼んでおこう。
んじゃ、次の目的地へ。
10分ほど彼岸花の咲く長閑なな道を走ると到着。
柱立神社ですが見たかったのは
拝殿横の巨石。
鶴原のメンヒルと言い地元では
陽石と呼ばれ巨石信仰の対象になっているようです。
実際は阿蘇の溶岩が由来ですが
巨石が寄り添うように立ってるのが不思議。
パワースポットの石にペタペタ触ったら
お腹空いちゃったためこうさんの先導でランチへ。
スロウビートにお邪魔して
パスタを頂きました。
若干お転婆な看板猫と・・・

食後の美味しいコーヒーで・・・

楽しくランチタイムを過ごした後は
竹田の市街地のど真ん中。
この市街地にわたしが目指す
2箇所目の隧道が好きだの隧道があるのよ。
本当は一箇所目の予定だったけど
偶然見つけた隧道の後だったので2か所目になりました。
写真じゃ伝わんないけど
民家の庭に行きついちゃいそうな路地を
進むといきなり出て来る隧道で普通の見た目の入口ながら
入ってみるとオール素掘りの素敵な隧道なんでございます。
しかも隧道にしてはあまり見ないほどの急勾配で出口に役所があるため
車も通る現役隧道だよ。
人の手で掘ったツルハシの痕がくっきり残る
素敵な隧道で集合。
判る人だけ判ればいいフォーメーション。
(5人の時しかできない)
ツーリングは続き
竹田らしい美しい石橋へ。
ソロツーリングで来た時に
気に入ったのでみんなと来てみた山王橋。
横にある日吉神社も彼岸花が綺麗でした。
両側に咲いてるのは入口付近だけだけど
いかにも田舎のお彼岸の風景って感じが良い。
石橋も参道の素敵ですが
境内もお勧め。
かなりキツイ角度の石段を上がると
でっかい銀杏の巨木があるのよ。

もちっこさんが抱きついて大きさを比較してもらいますが
でっかいよー。
しかしこの銀杏の木は
雌株で境内は銀杏地雷がいっぱいで踏まないで歩くことは不可能レベル。
拾う人も居ないみたい。
んじゃ、そろそろ帰る方向へ向かいましょう。
神社から出る一本道は
彼岸花も綺麗だけど色付き始めた田んぼと杉の森の
コントラストが素敵。
九州も新米の季節到来。
長閑なグリーンロードをしばらく走って
k131から更に入ると滝があります。
小園の滝と言って小さな滝だけど
美しい滝なのよ。
バイクで真横まで行けるお手軽な滝だけど
川に降りる階段が笑えるくらい急じゃった。
登りはほぼ四つん這い。
って、事でわたしがプランニングしたのはここまで。
後は適当に休憩する場所をみんなでリサーチして
産山のDABERIBA。
ここでフレッシュなグレープフルーツで
リフレッシュ。
文句なしの果汁100パーセントでした。
そのままを少し飲んだら果肉をかき回した後に
炭酸水を入れて飲むスタイルが面白い。
カフェでのんびりしたら
帰ってもいいのだけど秋晴れをもっと楽しみたくて
産山の草原の中の道を走ります。
午前中も草原の中を走ったけど場所が変わればまた
楽しめる。

適当に先導していると
すごく見晴らしの良いところを見つけた。
阿蘇の涅槃像を望む
雄大な眺め。
そんな気持ちのいい風景を眺めながら
走ってるとヒゴタイ公園の一角がとても綺麗だったので
本日最後の寄り道はヒゴタイ公園。
先月も来たけどな。
まだ咲いているヒゴタイもありましたが
見に来たのはコレ ↓
一足早いコスモス。
時期が早いため背が高いコスモスですが
高原の風に揺れるコスモスは癒されます。
コスモスの背景にはくじゅう連山。
反対は阿蘇。
なんて贅沢な場所に咲くコスモスなんでしょう。
コスモス越しにみる牛。
牧歌的な風景に日ごろの疲れも飛んじゃう。
では帰る前に最後の集合。

特戦隊は隊長の私がずっと先導していたので
ここからは残りの隊員でじゃんけん先導。
では、せっちゃん、よろしく。
ファームロードを走って
日田の市街地に入る手前で夕焼けでした。
流石に小石原の峠を下る頃には真っ暗になりましたが
インカムを繋いで全員ハイビームと言う
暗い峠の攻略方を発見しつつ田川の街の中でみんなで夕ご飯。

久し振りのホルモン鍋は美味かったー。
お店の駐車場で解散。
今日はわたしがみんなと遠征ツーリングを走れなかった
慰めのツーリングに参加いただきありがとうございました。
みんなが遠征ツーリングをしているときに
ずっと雨とか雹が降ればいいのにと思ってた事も告白し
今日のツーリングはおしまい。
陽が短くなって来たため
暗い時間から暗い時間までご乗車いただきありがとうございます。
またのご乗車をお待ち申し上げます。
↓ 秋の始まりはここから ↓



にほんブログ村