ツーリング1日目はココから



<・m= チュンチュン

Σ・w= チュンチュン



おはようございます。

佐伯市内で目覚めるツーリング2日目。

o1.JPG

今日は佐伯港から出る1便のフェリーに乗るため

のんびりな朝でございます。



1便が7:15って事でホテルの部屋で

前日にコンビニで買っていた朝食を食べて

ホット珈琲で朝のルーティンを終えてから

ゆっくりと港に向かうとフェリーが入港してきました。

o2.JPG


瀬戸内海でよく見る後ろも前もあまり関係ないような

可愛いフェリーと同じ形だ。


o101.JPG

待合室の中でバイクと私を合わせて

400円のチケットを買って乗船。

(安い!)



向かうのか佐伯湾の中にあるひょうたんの形をした

大入島(おおにゅうじま)

ひょうたんじま.jpg

ちょっとひょうたんと呼ぶには

苦しい形だけどクビレで上下に分かれたような島が

今回の旅の舞台。

o3.JPG

久し振りの大好きな島ツーリングの始まり。

o5.JPG

穏やかな湾に船の軌跡を残しながら

非日常の島旅へ。

o4.JPG

と、すっごくワクワクな船旅の様に書いていますが

なんとたった7分程度で付いちゃう島なんだよね。



とは、言っても

初上陸の島はワクワクする。

o38.JPG

案山子に大歓迎されながら上陸したら

島ツーリングの決まり事になっている時計周りで

島を巡りましょう。

o102.JPG

たった7分ので着いちゃうくらいだから

対岸に見えるのは本土です。



まずは島に上陸して最初に寄るのは

港のほど近くにある産霊神社。

o6.JPG


龍の彫刻がかっこいい

神社で島にお邪魔させてもらった挨拶を。


o7.JPG


高台にある境内からは

穏やかな佐伯湾が見えます。


o8.JPG

産霊神社を出て

すこし走るとマップになにも情報も無かった

アコウの木を見つけてしまった。

o9.JPG

「大入島のアコウ」(勝手に命名)


巨木ではないけど

土台の石垣を根が飲み込みかけている

将来有望の株だよ。

o10.JPG


やっぱりわたしはアコウの木から

呼ばれているようだ。



さらに先に進むと

カンガルー公園があります。


o11.JPG

南国風な園内の芝生の中に

ぽつんとカンガルーが。

o12.JPG

オーストラリアのグラッドストン市と

友好の証としてこの公園が作られたんだって。



アボリジニーアートが施されたポールと

カンガルーと響。

o13.JPG

のんびりと過行く島時間。



と、こんな感じで絶景など

特に盛り上がりもなく時々出現する

ちょっと歴史のあるスポット。

o104.JPG

「神の井」


神武天皇が東征の途中で立ち寄った場所で

「水よ出でよ」と告げると真水が湧き出たらしい。



その不思議スポットに至るまでの道が

すっごく気持ちよかった。

o105.JPG


高い堤防で遮られることがない

海が近い道。


o15.JPG

湾内側は波が無いためか

こんな養殖筏がいっぱい。



島らしくイソヒヨドリもたくさんいるよ。

o14.JPG


もちろん島でも隧道が好きだのスポットも。


o16.JPG


ひょうたん形をした島の

一番くびれたところを通るトンネル。


o17.JPG


入口はお化けが出そうな雰囲気だったけど

ちゃんと現役。


o106.JPG


島は大きな湾の中にあるものの

外海に面してる方へ出ると海の雰囲気も変わってきました。


o18.JPG


船の乗客のほとんどが釣り人だったくらいだから

全部良いポイントだらけに感じる。



そんな色んな魚が釣れそうな磯場に

こんな岩があります。

o19.JPG

普通の岩に見えるけど

ちゃんと停まって見ると万葉集の一文が書かれた

岩があるんだよ。

o20.JPG

「紅に染めてし衣雨降りてにほひはすともうつろはめやも」



万葉集の書かれた岩の先にはいままで

湾の中にいたため見えなかった水平線。

o21.JPG


島の先端を回っても美しい海岸線は続く。


o22.JPG

つづくクネクネ道の途中で

何気なく停まった場所。


水が綺麗だなーと思って眺めてるのだけど

あの白いのは何?

o23.JPG


何かの集まりか?



近付いて見ると・・・


o24.JPG

小さいミズクラゲの集まりみたい。


赤ちゃんとまで行かないけど

500円玉大の小さなクラゲが集まって

白い塊になってたよ。

o25.JPG

海が豊かなんだろうね。



島の後半・・・

o107.JPG


途中ポツポツと出て来る小さな漁港。


o27.JPG


漁港のある集落の路地がまた

素敵なのよ。


o26.JPG

住んでるとなんでもない路地の風景かもしれないけど

石垣に座って井戸端会議が似合う路地だ。



そんな集落のある漁港に

必ずいる子たち。

o28.JPG

漁船の中で海産物の選別作業を

じっと見つめる島猫たち。

o29.JPG

あ、気付かれた・・・


島猫から見送られながら

先へ行くとまた隧道。

o30.JPG

島を形成する岩盤を

くり貫いた隧道は荒々しくてカッコいい。

o31.JPG


連続した隧道で

距離は短いけど内部のデコボコが凄い。


o32.JPG

削ったというより割ったような表面。


隧道は荒々しかったけど

そこから見る海は穏やかでした。

o34.JPG

ずっと海の底が見える。

o33.JPG

こうして海をボーっと眺めて過ごせるのも

島ツーリングの好きなところ。



最後は島にあるべき物へ。

o35.JPG

小さな砂浜を歩くと

小さな階段が出現します。



それを登ると灯台だよ。

o36.JPG

名前がカタカナなのが可愛い灯台で

お歳は私とほぼ同世代。

o37.JPG

小さな灯台だけど

青空に映える灯台をみたら帰りのフェリー。

o39.JPG

また400円のチケット買って

短い船旅を楽しみましょう。

o41.JPG

楽しい島ツーリングが終わる・・・



でも、

ツーリングは終わんない。

o108.JPG

佐伯港で九州本土に戻ったら

佐伯郊外へ出てk36で床木ダムへ向かいました。



そのダムに何があるかと申しますと

これ ↓

o43.JPG

遠い?



これ ↓

o44.JPG


ヒビッキーと床木ダムの河童。


o45.JPG

「1日1カッパ」


たまたま草刈りされた直後だったらしく

河童まで行けたけどそれまで藪の中だった河童と響とヒビッキー。

o46.JPG

んじゃ来た道を戻って臼杵までR10を走ったら

R502に入ります。

o110.JPG


島とはまた違う快走路をしばらく走ると

目的地。


o48.JPG


欄干の丸みがすばらしい

虹潤橋。


o47.JPG

大分県にあって

ちょっと熊本県でよく見る形の石橋です。



現在は車両は通れないため

押して渡らないといけないけど文化財に触れれる

素敵なスポットなのでした。



石橋の次は鉄の橋。

o49.JPG

撮り鉄の定番の百枝トンネル。



あ、列車待たないよ

お腹空いたし。

o111.JPG

道の駅きよかわで大分らしく

とり天を食べたら行きたかった隧道探し。



マップ通りに行ってもまったく見つかんない

難易度高めの隧道でしたが

ちびっ子バイクの小回りを最大限に生かして発見。


ここ、凄っ!

o50.JPG

深い切通しから隧道に至るまで

最高に素敵な隧道ではございませんか。



見るからに狭い道幅は

かつては森林鉄道の跡だかららしい。

o51.JPG

むき出しの地層から

トロッコ列車サイズの隧道が異世界感いっぱいで

私のテンションはマックス。

o52.JPG

いや~、最高の探検だったよ。



では、ここからは茜ちゃんでも日帰りツーリングで来れる

エリアに入るためプランニングもしてないし

適当に気分に任せて帰る方向へ走りましょう。

o115.JPG

R422で瀬の本高原方面へ走っていると

真正面にくじゅう連山が見え始めます。

o116.JPG


山が綺麗だったので

より綺麗に眺めれる草原の中を走ってみよう。


o117.JPG


グライダー発着場。


o119.JPG


今日はフライト中だったため

停めれずにスルー。


o120.JPG


停まれないけど

この風景を見ながら走る事は至福の時間だよ。


o121.JPG


ススキとまだうっすらと緑が残る牧場。


o122.JPG


グライダー発着場の広い草原を楽しみましたが

停まれないのはやっぱり勿体ない気持ちになったため

わたしの好きな草原の道へ移動。


o54.JPG

草原からは阿蘇の涅槃像が一望。


その草原の中にある一本道。

o58.JPG


ますます九州Loveになれるところ。


o55.JPG


周りの木々の紅葉はまだだけど

山の上はもう綺麗に色付いてるみたいだね。


o56.JPG

秋晴れで今日登ってる人はきっと

絶景を楽しめたことでしょう。

o57.JPG

ツーリング中なため流石に登山は無理だけど

雰囲気だけでも楽しむため

牧ノ戸峠に登ってくじゅう連山の登山口で紅葉を

眺めてみました。

o62.JPG

う~ん、ステキだ。



登山口でこれだけ綺麗って事は

標高的にこの周辺が一番綺麗な時に来たかもしれない。

o59-2.JPG


例年なら沓掛山くらいまで登ってみたりするのだけど

今日は流石に1泊ツーリングの帰り道なので

体力的に登らず下から観光。


o67.JPG

自然のままの木々が色付くくじゅうの秋。



三俣山が見える場所から。

o61.JPG


周辺を囲むススキがキラキラしてて

綺麗でした。


o63.JPG


九州の秋、最高!


o65.JPG

ヒャッポーー!


では、島も山の紅葉も楽しんだし帰りましょう。

o64.JPG

まだ明るい時間に立ち去るには後ろ髪を引かれるところですが

秋の日暮れはびっくりするくらい早いため

もう帰っちゃうよ。

o124.JPG


四季彩ロードの途中からR387へ抜けて

玖珠町を抜けます。


o125.JPG


明るい時間に野峠から英彦山を下って

わたしの庭に入る頃に夕焼けの時間になりました。


o68.JPG

2日間わたしを照らしてくれてありがとう。


ガレージに戻って

遠征用のバッグから何時もの可愛いバッグに積み替えて

チェーンの注油をしてわたしの島ツーリングはおしまい。



それでは長らくのご乗車ありがとうございました。

またのご乗車をお待ち申し上げます。




◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆



 ↓ 島好きは押して ↓

にほんブログ村 バイクブログへ にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ にほんブログ村 バイクブログ 九州バイクライフへ
にほんブログ村