今年は後何回走れるかな?と
ぼんやりと考えるような時期のツーリング。
山の上の方の紅葉は終わって
平地部分がすっかり秋めいて来たようなので
今日は定番の耶馬渓方面へツーリングします。
アグリラインを走って豊前市くらいで
最初の寄り道。
天地山公園の片隅に茜ちゃんを停めて
階段を上がると鳥居。
下の道からはこんな風になってるなんて
まったく見えない広くて明るい境内。
わたしが会いに来たのは
拝殿の裏にある何故かピンクの本殿。
赤煉瓦とピンクのあまり見る事が無い
組み合わせ。
罔象女神(みつはのめのかみ)と言う水を司る神様で
女神なのでピンクなのかな?

ピンクが似合わないおじさん。
女神のいる神社の名前は
甲神社。
金ぴかの額だけ
最近かけ替えられたかのように綺麗。
境内の神楽殿に座って
広い空と狛犬の先に見える楓の紅葉を楽しみました。
んじゃ、ツーリングの続きで
少し走れば耶馬渓エリア。
道路脇の柿も紅葉しとる。
耶馬渓と言えば
やっぱり青の洞門かな?
奇岩が並ぶところじゃなく
駐車場が一番綺麗だったりする。
青の洞門からさらに先へ行って
御霊もみじ
もう落葉が進んでいたけど
すっごく好きな色付き方かも。
昼間でもほとんど陽が当たらない
斜面にあるためかここだけ寒いし苔も凄い。
普段は鹿避けのフェンスで閉ざされていますが
この時期は開けてくれてる。
階段の上には御霊神社があります。
迂回路じゃなくこの階段を登れば
一直線に登れるんだけど・・・
苔と角度が怖いので途中でやめとく。
登らずとも美しい日本の秋を
楽しめたし。
走ってる時より冷えたため
御霊もみじの特設トイレを借りたら
耶馬渓ダムへ。
綺麗かと思ってたダムサイトの
楓は半分落葉しちゃってた。
でもメタセコイアは今が一番綺麗かも。
間にある楓の赤も綺麗ですが
メタセコイアの紅葉が主役。
厳密に言っちゃうと茶色ですが光を透かして
周りが全部オレンジ色に見えるのが綺麗なのですよ。
恐竜時代から地球上にある植物は
今でも癒しの空間を与えてくれる。
並木の中に茜ちゃんと置くと
小さなバイクがより小さく感じます。
道じゃないため
茜ちゃんを押して並木から出たらダムのマイナーな方の道。
周辺のダムが減水期にありながら
満々と水を湛える耶馬渓ダム。
ここからダムを眺めるのは初めてだ。
こんな銀杏の樹もある。
臭くないので雄樹みたい。
ダムより上は一目八景と言って
紅葉の時期は絶対混雑する場所があるため
避けてダムを下ります。

下って山国川にかかる沈下橋。
意味もなく走っちゃうよね。
沈下橋の袂に茜ちゃんを停めたら
今日のランチはココとする。
おにぎりを食べた後はスイーツも。
今日はコーヒーセットを忘れちゃったため
缶コーヒーで食後のゆるい時間を過ごしますが
そうそう。
このツーリングからまたヘルメットが変わりました。
WINSのカーボンヘルメットに戻ってしまったよ。
(NEWです)
やはり一度カーボンの軽さを知ってしまうと
一流メーカーのショウエイのGT-AIRⅡであっても
カーボンの軽さの快適さを上回る事はありませんでした。
最新のWINSのA-FORCE RSは
インナーバイザーの面積が広くなってたりと
見えない改善がされていたりフィッティングサービスも受けているため
すごく快適。
しかもこっちの方が静か。
たぶんインカムの装着方法がGT-AIRⅡの方は
ビーコムの場合、無理がある装着方法なので風切り音で差が出ても仕方ないかな。
因みにGT-AIRⅡは年を越して
年落ちになる前にとっとと売っ払いました。
新しいヘルメットを眺めながらランチタイムを過ごしたら
耶馬渓方面に来たら寄ってみるつもりだった神社へ向かいます。
河童のいる雲八幡宮。
一面まっ黄色の絨毯を期待してたけど
前日の荒天の影響なのかいまいち。
でも河童たちは何時もの様にわたしを
出迎えてくれました。
小さな拝殿の中には
鬼(般若?)と獅子面。
無病息災の神様らしいので
健康を気にするお歳と言うもともあってしっかり参拝。
参道を戻って河童。
普段のわたしと同じポーズの河童とヒビッキー。
相撲好きな河童 ↓
銀杏の落葉の中でイキイキと過ごす河童たちと
わたしの帰りを待つ茜ちゃん。
雌株なので落ちた実の香が凄いけど
黄色い秋をいっぱい楽しませていただきました。
さぁ、これからどうしよう?
気ままなソロツーリングは気ままが過ぎると
次に行くところが白紙で当てがない。
ま、そんな時は小さなバイクの機動力を生かして
知らん道でも走ってみるか。
地図も見ずに雲八幡宮の先から山に入れそうな道を見つけたので
入ってみたよ。
するとそのうち苔だらけの林道になるでしょう?と
覚悟してたらこんなに明るい道になっちゃった。
奇岩の景観が続く耶馬渓の中に
こんなユルい風景があるなんてびっくり。
峠付近で紅葉のトンネルがあったり
高原のような道になったり。
知らなかったけど
耶馬渓の奇岩の山の上に牧場地帯がありました。
そういえば地元のスーパーで
耶馬渓牛乳ってみるけど本当に耶馬渓が産地だったのね。

まーーったく牧場のイメージが無かった耶馬渓ですが
ちゃんと牛も居ました。

開拓の記念碑だと思うけど
わざとリアルに作らなかったのか顔が面白い。
可愛い。
この後も山の稜線を牧草地にした
とっても気持ちいの良い道が続く。
もちろん阿蘇方面などの牧場と規模は比べられませんが
岩山だらけの耶馬渓らしくない風景がとっても新鮮なのでした。
分岐も気分にまかせて進むと
知ってる道に戻れました。
もう知らない道探検もしたので
戻る方向へ走ってると知ってる2台のバイクとすれ違った。
ちびっ子バイクなのでクルんとUターンして追いかけて
再び雲八幡宮。
いつも行く場所が被るのできっとどこかで
会うだろうと思っていたこうさんともちっこさん。
大きなバイクと小さなバイクじゃ
行先も変わるだろうからここで情報交換をして
わたしは帰路の続きへ。
素直に来た道を戻らずに山国川の対岸の道。
青の洞門の手前で先ほどの雲八幡宮でこうさんたちと
情報交換した川に落ちれる道へ行ってみました。
本当に普通に落ちれるな。
でも、こうさんたちは大きなバイクで怖かったらしいけど
小さなバイクだと逆にすっごく楽しいぞ。
期待を裏切って川に落ちなかった茜ちゃんとわたしは
耶馬渓から出てアグリライン。
紅葉ツーリングのラストは
わたしの大好きな築城で締めたいと思います。
航空祭直前の築城のメタセコイア。
ちょっとだけ日本離れした風景がたまらん。
メタセコイアの紅葉はイマイチなところもあったけど
綺麗かもしれないところもありそうなので林道探検開始。
オーー、まっかっかじゃないか。
黄金色でキラキラしていた耶馬渓のメタセコイアも綺麗だったけど
落葉して森の中が赤くなってる風景も最高。
わたしの秋の定番スポットを満喫中。
森から出てもいい。
また森の中に入ってもいい。
因みにこの林道は
廃線跡でございます。
森から出たら日が傾いて急に寒くなったため
インナーを着こみます。
茜ちゃんを停めてインナーを着てるところも
すっごく好きな場所。
一本だけクリスマスツリーみたいな樹があるのが
可愛いでしょ?
築城から今川を越えて
帰ってるいると平成筑豊鉄道と並びました。
今日はちくまる君カラーだ。
香春町を過ぎると太陽光が真横から。
小春日和だった1日のサンセットタイム。
陽が短いのでアッと言う間の1日だったな。
綺麗な夕焼けが茜ちゃんを照らす。
茜ちゃんの唯一カスタムしている
セクシーポイントがキラキラ。
ガレージの戻る前に給油して
今日のツーリングはおしまい。

1日遊んだけど途中無給油で遊べて
綺麗な紅葉も知らなかった風景も知れたツーリングでした。
では、年内は走るかどうかはわかりませんが
またのご乗車をお待ち申し上げます。
◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆
↓ 押して日本の秋を楽しもう ↓



にほんブログ村