ずーーっと冬らしく冷たい雨が降ったり
低く暗い雲がいっぱいの日が続きましたが
やっと晴れて最高気温も私が勝手に決めている
「バイクに乗ってヨシ」の気温に達しそうなのでツーリング。
(バイクに乗って良しの気温=最高気温12℃以上・最低気温5℃以上)※晴天であることが条件
早起きして高速を使って遠くまで行くにはまだ寒いから
今日も相棒は茜ちゃん。
行先もすこしでも暖かい場所って事で
筑後川周辺の平野部を目指して朝倉から甘木方面で
適当に遊ぶつもり。
スタートして川崎町経由で小石原を目指すと
途中に前から気になっていたお稲荷さんへ寄り道。
ビールケースさえも神社の一部に見えてしまう「真崎稲荷社」
今日のツーリングは辰年って事で
龍に遭うスポットも廻る予定だけど
流石にここはお狐様しかおらんかった。
きちんと参拝した後は拝殿より気になっていた
山のてっぺんの赤い建物へ。
登る階段にはちゃんと手すりも設置されて
親切だ。
気になっていた建物は予想通り
展望所を兼ねた東屋でした。
たぶんだけど
個人所有の神社かな?と思う雰囲気だったな。
では、赤い稲荷社から赤いバイクに戻って
ツーリングの続き。
中願寺川沿いを走って
何時もの小石原を越えたら
大分県との県境の駅でトイレ休憩。
豪雨災害後に鉄道としての復興は叶わなかったけど
BRTとして存続したJR日田彦山線の宝珠山駅。
かつてレールのあった場所には
真新しいアスファルトの道。
一般車が入らないように鉄道の時とは反対に
専用道側に遮断機が設置されてるよ。
BRTの整備と共に新しくなった
ホーム。
木のベンチが温かみがあって良い。
宝珠山駅から先は
大分県。
暫く走って筑後川に突き当たったらR386で再び福岡県。
夜明ダムの下流が
わたしの目的地なんだけど・・・
渡りたかった潜水橋が夜明ダム解体工事のため
放流中で渡れずに眺めるだけになっちゃった。
でもちゃんと撮り鉄もしてきたよ。
誰も通らないためイタチが小走りに橋を渡ったりすのを眺めながら
列車を待つのも楽しい時間でした。
JR久大本線を見送ったら
ぺったんこな平野部。
広大な平野から耳納連山の麓にかけて
果樹園だらけの風景が続く。
実も葉もないけど
たぶんこれは柿の木。
こんな風景を見ながら平野部の縁部を走ると
龍がいっぱいの神社に到着。
楼門好きなので過去にも来てる
須佐能袁神社。
前に来た時は楼門がメインで来てたため
楼門ばかり見てた気がするけどよく見ると屋根の瓦も立派。
手水舎には当たり前のようにいらっしゃる龍。
元栓開けは口から水が出る
おなじみの龍だね。
神社の境内には可愛い実がぶら下がってる
マンリョウがいっぱいでした。
その須佐能袁神社の本殿。
マイナーな神社ながら
やっぱり龍の彫刻がいっぱい。
拝殿の真下から見上げると・・・
龍? それとも天邪鬼?
こっちは龍・・・
かと思ったけど足の感じから察するに
麒麟だよね。
それにしてもめっちゃカッコいい麒麟だ。
その隣は・・・
間違うことなくこれは龍だな。
古くなった木の質感とか最高に好き。
宮大工さんの技術に見惚れる神社の後は
ちょっと緑の多い場所へ移動。
「山芭の道」
海沿いでは河津桜が咲き始める時期なため
山芭の道沿いの梅は満開。
観賞用の梅はピンクが鮮やかで綺麗。
道を更に登るとちょっと
見晴らしいが良い場所もあるよ。
花がいっぱいの時はバイクを降りて
散策しても楽しい場所だけど梅以外はあまり咲いてないので
国道まで下ってランチ。
日田じゃないけど隣町って事で
日田焼きそばの想夫恋。
御馳走様の後は再び果樹園は広がる平野部を走ります。
再び国道に出るところで
河童発見!
知らずに通ってたけど
これだけ居れば見落とすことはねーよ。
「1日1河童」じゃなく
「1日うじゃ河童」
石材店だけど
わたしが各地で見る河童たちの一部は
ここから派遣されているようだ。
更に走って筑後川沿いの快走路。
筑後川を渡ってやって来たのは
また神社でございます。
恵蘇八幡宮だけど
龍の居場所ってやっぱり神社なんだよね。
しかし本殿の方に凄い龍の彫刻があるわけでもなく
天井に干支の辰があるくらい。
辰は東南かな?
あ、額の裏に龍がおった。
境内には鳩じゃなくヤマガラ。
なんかしゃべってる。
で、私が会いに来た
龍はこちら ↓
三段の龍。
龍って怖い描写が多いけどこれは
なんか面白い。
ヒビッキーとの相性もぴったり。
同じ水に関係する生き物なので
違和感のない組み合わせだ。
では、そろそろ帰る方向に向かう前に
早春を感じれる場所にも寄って行きましょう。
神社からすぐ近くにある
道の駅原鶴の菜の花畑。
本格的な春に咲く菜の花と違って
野菜感いっぱいの品種が植えられている。
なので黄色一色と言うより
葉っぱの緑もいっぱいの菜の花畑。
まだ花が少ない季節の中で
いっぱい花が咲いているため蜜蜂たちもこの時を待っていたかのように
無数に飛んでいました。
可愛いなー。
蜂を追ったら帰路へ。
帰り道で秋月方面へ走ってる途中に
古墳に上がれる場所の前を通ったので
最後の寄り道を。
柿畑の斜面を登ると
とんでもない急坂が出現。
先がどうなってるのかわかんないので
でっかい方のバイクじゃ絶対行きたくない奴だ。
今日は茜ちゃんなので登っちゃう。
最後までローギアで登ると頂上付近でダートとなり
頂上には東屋がありましたが
すこし戻ったところの方が眺めが良いみたいだ。
ベンチもあるぞ。
古墳の跡らしいけど
山頂部からは段々畑が一望できます。
もちろん古墳の上では浮けちゃう。

このまま浮いて家まで帰れますが
茜ちゃんを置いて帰るわけにはいかないので
エンジンを掛けて段々畑の道を下るよ。
下山して秋月を通過して
八丁トンネルを抜けると冬らしい寒さに
包まれちゃう。
日中はポカポカだったのに
これが真冬の空気と思い出すくらい寒くなったぞ。
西日を浴びながらガレージに戻る前に
茜ちゃんに給油。

久し振りにしっかり走ったツーリングでしたが
燃費も良い成績で楽しめた1日でした。
ではまだ寒い中
ご乗車いただきありがとうございました、
またのご乗車をお待ち申し上げます。